makky63faciの日記

大学生、感じたこと書いてます。ほぼほんとに日記です。

「仕掛け学」読んでみた

こんにちは、マッキーです。

以前にブログに書いていたように、

この春休みには本を読もう!といっているので

一冊読んでみました。

 

makky63faci.hatenadiary.com

 

松村真宏さんの『仕掛け学』という本を読んでみました。

 

この本でいわれている ”仕掛け” というのは、

簡単に言うと ”人を動かすアイデア” のことです。

 

身近な例を挙げるならば、

ファイルボックスの背表紙に線を引いておくと

順番通りか一目でわかり、乱れているとそろえたくなる

というような仕掛けです。

 

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本の内容を全部まとめるとえらい長いブログになってしまうので

気になったところだけ2,3書かせていただくと、

 

人を動かす仕掛けが作りたい

といったときに、発想の方法として3つ挙げられていました。

 

1つ目は、一番単純に

ほかの仕掛けの事例を転用することです。

ただ、丸パクリになっても面白くないので少し変化は必要になりますが。

 

2つ目は、行動の類似性を利用することです。

誘引したい行動と似た行動を探し、仕掛けにする

というものです。

 

例を挙げるなら、ゴミ箱にごみを捨ててほしい、

というのが誘引したい行動だとすると、

「捨てる」という動詞と似た動詞を挙げます。

 

「落とす」「投げる」「放る」「入れる」…

などが挙げられますかね。

 

そこから、例えば

ゴミ箱をバスケットゴールっぽく作れば

みんなごみを入れてくれるかもしれない

という仕掛けを作るようなイメージです。

 

3つ目の発想法は、オズボーンのチェックリストです。

これは視点の切り替えを促すための手法です。

 

どういうものか聞いたことのない人のために紹介すると、

 

・ほかの使いみちはないか

・他から応用できないか

・もう少し変化できないか

・拡大できないか

・縮小できないか

・代用できないか

・配置を変えられないか

・逆転できないか

・結合できないか

 

の9つの項目に対してアイデアを出していく

ブレーンストーミングの手法です。

 

ともすれば「マズローのハンマーの法則」のように

固定観念内でのアイデアにとどまりがちなところの

視点の切り替えに有効です。

 

 

この本にはほかにも

仕掛けの原理や仕掛けの満たすべき要件などが

紹介されています。

 

身近な課題の解決策を探しているときなどに読むと、

何かひらめきのヒントが得られるかもしれません。

 

気になった方は是非一度手に取ってみてください。

 

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

 

 

 

 

それでは!